これまで、留守番中の犬や猫にさみしい思いをさせないためのペット用スマート玩具「PlayDate」「RollyCat」や、飼い犬の活動状況を見守れるスマート首輪「Flipaw」といったものを取り上げた。
今回は、これらの機能をまとめたペット用スマートデバイス「Pebby」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Pebbyは、ペット用の玩具として機能するボール「PebbyBall」、首輪型ウェアラブルデバイス「PebbyCollar」、充電台「PebbyKennel」、スマートフォン用アプリで構成されるシステム。無線LAN(Wi-Fi)やBluetoothによる通信機能を備え、外出先など離れた場所からペットと遊んだり、ペットのようすを見守ったりできる。
PebbyBallは、アプリから操作して動かせるだけでなく、自走させることも可能なので、相手をしてやれないときでも犬や猫を退屈させずに済む。ペットが鳴いたり転がしたりしたことをスマートフォンに通知させる機能や、あらかじめ録音しておいた飼い主の声で答える機能も備える。
カメラも搭載しており、ペットの可愛らしい動きを撮影してSNSでシェアするのも楽しい。LEDにより、夜間など暗い時間帯でも姿を確認できる。
PebbyCollarは、加速度センサや温度センサなどを内蔵するスマート首輪。ペットの活動状況を記録して、アプリから確認するために使う。PebbyBallと連携し、ペットをPebbyBallが追いかける、といった遊びにも使える。
PebbyKennelは、PebbyBallをワイヤレス充電できる充電台。PebbyBallはPebbyKennelへ自走して転がり込むようになっており、自動的に充電される。
PebbyBallは開けて内部を取り出せる構造で、ボールのデザインを変えられる。ペットが犬なら「PUPS」、猫なら「KITTY」など好みで選んだり、気分に合わせて変えたりするとよい。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間4月7日まで。記事執筆時点(日本時間3月28日11時)でキャンペーン期間は9日残っているが、すでに目標金額5万ドルの6倍を上回る約32万3000ドルの資金を集めている。
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