Twitterは、テロを助長するツイートの撲滅に取り組む姿勢を示している。
Twitterは米国時間3月21日、2016年7月から12月までの半年間に、テロを助長したアカウント37万6890件を停止したと発表した。停止したアカウントの4分の3近くは、同社独自のツールによって発見されたものだという。
2015年8月1日以来、Twitterが停止したアカウントの数は、累計で63万6248件となった。
Twitterに投稿される簡潔なメッセージは、車の持ち主が主義主張を表明するバンパーステッカーと同じような役割を、オンラインで果たしている。そのため、国粋主義、分離主義、人種差別主義を助長する過激派やテロ組織が、長年にわたりTwitterを利用してきた。Twitterは、同プラットフォームがテロリズムの宣伝に利用されるのを阻止するため、People Against Violent ExtremismやLumenプロジェクトといった組織と連携している。
Twitterは厳しいルールを設け、同社のソーシャルネットワーク上で暴力を助長する行為を禁じている。具体的には「脅迫やテロ行為の助長を含め、暴力行為を行うという脅迫または暴力行為の助長を禁じます」としている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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