Twitterは、同社のソーシャルネットワーク上でのユーザーによる嫌がらせを防止するために、さらなる対策を講じるつもりだ。
Twitterは米国時間3月1日、一連のさらなるアップデートを発表した。これには、攻撃的なツイートを発信するユーザーをこれまで以上に積極的に特定すること、表示または非表示にするツイートをユーザーがよりきめ細かく制御できるようにすること、同プラットフォーム上における嫌がらせ防止対策をさらに透明化することなどが含まれている。
今回の最新アップデートは、2016年12月下旬以降にユーザーから寄せられたTwitter改善策に関するフィードバックに基づいている。最高経営責任者(CEO)のJack Dorsey氏がユーザーからの提案を求めるツイートを発信して、このフィードバックを依頼していた。嫌がらせは、4つの主要テーマの1つだったが、今では最も優先度の高い項目になっている。
Twitterは1日、アルゴリズムとエンジニアらによる監視に基づき、嫌がらせ行為に関与していると疑われるアカウントを特定するようにしたことを明らかにした。ユーザーによって報告されていないアカウントも、これによって特定される。
また同社によると、ユーザーからのフィードバックに基づいてミュート機能を拡張したという。これまでは、キーワード、フレーズ、会話全体に基づいて通知がミュートされていた。ユーザーは現在、タイムラインからのミュートが可能で、そのコンテンツをどれだけの期間(1日から無限まで)ミュートするかを決めることができる。
またTwitterは、ユーザーが自分や他のユーザーのアカウントに対する嫌がらせを報告する際の、ユーザーに対する通知方法を改善するとも述べた。ユーザーは報告を受けて何らかの措置が取られた場合に、電子メールではなく通知タブで通知されるようになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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