パナソニック システムネットワークスと東京急行電鉄は3月15日、最先端技術「LinkRay」を活用した、「情報連携プラットフォームサービス」を目的とした合弁会社「株式会社リンクレイマーケティング」を設立すると発表した。
LinkRayは、パナソニックが開発したスマートフォン向け情報配信サービス。対象物にID発信機を組み込み、専用アプリで読み取ることで、情報が取得できる。公共交通機関においては周辺施設や行き先などの案内情報、商業施設においてはイベント情報・広告・クーポンなどを提供する予定だ。
リンクレイマーケティングでは、サービスの企画、開発やLinkRay対応の各種アプリ用SDK(ソフトウェア開発キット)とクラウドサービスによるログ解析、コンテンツ切り替え機能を持つCMS(コンテンツマネージメントシステム)などを提供する予定だ。
会社設立は4月3日。2020年に向けてのインバウンド対策、リテール決済手段の多様化など、さまざまなデジタルデバイスが連携したサービスで、需要拡大と成長を見込む。
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