パナソニックは12月9日、「光ID」プラットフォームサービスを2016年4月に開始すると発表した。デジタルサイネージやLED自照式看板などとスマートフォンを連携し、詳細情報の提供を可能にする。
光IDは、LED光源を高速点滅させることでさまざまな情報を送ることができる可視光通信技術を発展させ、その光源から送信されるさまざまな情報を搭載したID信号(光ID)を、スマートフォンのイメージセンサと専用アプリを用いて高速受信する技術。2014年12月にパナソニックが開発した。
すでに東京ビッグサイトでの採用が決まっているほか、12月19~20日に東京・銀座の銀座通りで、体験イベント「ヒカリで銀ぶら」を実施する。2016年1月には、東京急行電鉄の東急田園都市線・大井町線二子玉川駅でも試行設置される。
今後は、流通業界における O2O2Oマーケティング・ソリューションや交通看板等の多言語化対応の補助ソリューションとして活用していく予定だ。
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