続いて嘉戸氏は、今後のLINEモバイルの戦略について説明。「LINEモバイルはより挑戦し、攻める。多くの人に手に取ってもらうための取り組みを強化する」とし、新たに大きく3つの戦略を打ち出した。
1つ目はサービス面の取り組みで、MUSIC+プランのカウントフリー対象となる音楽サービスを拡大するほか、新たに通話定額のオプションを設けることを発表した。これらは2017年の初夏までに提供する予定で、具体的な内容は今後明らかにするとしている。
2つ目はタッチポイントの拡大だ。発表会の翌日となる3月15日には、全国のヨドバシカメラ、ビックカメラの10店舗で即日開通できるサービスを開設した。また、今後は即日開通対応店舗やサポート拠点などを含め、全国100カ所以上にタッチポイントを用意する方針を示している。
そして3つ目はプロモーションだ。LINEモバイルはこれまで、口コミやウェブを中心としたユーザー獲得を進めてきたが、3月15日からは新たに女優の「のん」さんを起用したテレビCMを全国で展開し、積極的なプロモーションによって顧客獲得を進める。
CMには「愛と革新。」というコピーを掲げている。嘉戸氏によると、これはLINEのミッションである「CLOSING THE DISTANCE」をもとに、通信とコミュニケーションを刷新する上で、ユーザーに対する愛があるのか、愛ゆえの革新なのかを問い続ける、LINEモバイルの運営方針を表現したものだという。またそのコピーを表現する上で、「凛としたたたずまいで、全ての世代に愛される人」という理由から、女優の「のん」さんを起用したことを明らかにした。
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