Googleが、コミュニケーションおよびメッセージングアプリ「Hangouts」に2つの新機能を追加した。ミーティングを手配する作業の簡素化を支援する。
1つめは、「Hangouts Meet」というビデオ会議機能だ。Meetにより、ノートPCやモバイルアプリでウェブリンクからミーティングに参加することができる。このリンクは、電子メールあるいは「Google Calendar」の招待によって直接共有することができる。移動中でインターネット接続が利用できない参加者は、専用のダイヤルイン電話番号が使用できる。
2つめは「Hangouts Chat」で、専用チャットルームで同僚と互いにメッセージをやり取りできるようにする機能だ。Chatsでは、ファイルや写真、動画を共有できる。チャットルームの中でボットを呼び出すことも可能だ。例えば、「@meet」という機能で、すべてのユーザーのCalendarを調べて、チームのミーティングの予定を自動的に設定する。
「Microsoft Teams」「Slack」「Dropbox」など、職場のミーティングや連携を容易にすることを目的にしたサービスは多数存在する。Hangoutsのメリットの1つは、Googleが企業向けに提供しているクラウドベースの生産性、コラボレーションプラットフォーム「G Suite」に含まれていることだ。そのため、「Calendar」「Drive」「Docs」といったGoogleアプリと緊密に連携する。
Hangouts Meetは、G Suiteの全ユーザー向けにロールアウトされている。Chatは、G Suiteの「Early Adopter Program」参加ユーザーを対象に提供される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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