ずいぶん待たされたが、もう少しの辛抱だ。
人気の高いメッセージングおよびコラボレーションサービスのSlackに、ようやくメッセージをスレッド化する機能が導入されることになった。同社の発表によると、この機能は「これから数日のうち」に徐々に展開され、デスクトップとモバイルの両バーションで利用可能になるという。
メッセージのスレッド化とは、関連するメッセージの返信を読みやすいフォーマットにまとめるもので、2013年にサービスを開始したSlackでは以前から要望が高い機能だった。今後、ユーザーはメッセージをより細かいスレッドに分岐させることで、特定の話題についてフォローできるようになる。また、@によるメンションを使って特定のユーザーを会話に加えたり、必要に応じて元の大きなチャンネルに再投稿することも可能だ。
あるスレッドへ返信した場合も、自動的にそのスレッドが属するSlackチャンネルが「未読」表示にはなることはなく、誰かがスレッド内で直接そのユーザーにメンションしない限り、通知を受けることもない(筆者のように、通知が気になって仕方ない「通知バッジ不安症」を抱える人にとってはありがたいことだ)。しかし、画面左側メニューには「All Thread(すべてのスレッド)」ビューが設けられるので、ユーザーは自分が参加しているすべてのスレッドを把握できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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