スマートウォッチという新たな選択肢の提供を始める人気腕時計ブランドが、さらに増えそうだ。
スイスの時計メーカーMovado Groupは米国時間3月8日、Googleの最新のスマートウォッチ向けOS「Android Wear 2.0」を搭載した自社ブランドのスマートウォッチを発表した。Movadoは過去に、HP Inc.と共同でアナログタイプのスマートウォッチを開発したことがあるが、今回はGoogleと直接提携したようだ。
Movadoが発表したのは、Android Wear 2.0搭載のフラッグシップモデル「Movado Connect」だ。価格は495ドルで、2017年秋に発売されるという。同社によれば、Movadoの腕時計のデザインをベースとした5種類の「ユニークでカスタマイズ可能な」文字盤が用意される。また、「Android Pay」にも対応する予定だ(これは現在発売中の「Android Wear」搭載製品でも対応していないものもある機能だ)。Movadoはプレスリリースで、5つの男性向けモデルを発売すると述べているが、女性向けモデルについては言及していない。
Movado傘下の他の2つの腕時計ブランドである「Tommy Hilfiger」と「HUGO BOSS」も、スイスで開催される時計の見本市Baselworld 2017で、Android Wear搭載の腕時計を初披露する予定だ。
Fossil Group、TAG Heuer、Nixonといったブランドは、Android Wear搭載スマートウォッチをすでに発売している。Android Wear 2.0へのアップデートは、すでに発売済みのAndroid Wearスマートウォッチに対しても、3月中に実施される見込みだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」