Huawei(ファーウェイ)は、2月下旬にバルセロナで開催されるMobile World Congress(MWC)で、第2世代の「Huawei Watch」を発表する予定だ。同社の最高経営責任者(CEO)を務めるRichard Yu氏が、中国のソーシャルネットワーク「微博(weibo)」で明らかにした。Yu氏は、この次期スマートウォッチについて詳述は避けたものの、スポーツウエアを着た男性と「MADE FOR FREE SPIRITS」(自由な精神のために作られた)という文字が書かれた広告写真をWeiboに投稿した。
初代のHuawei Watchは、中間価格帯のスマートウォッチとしては優秀で、米CNETスタッフのお気に入りの「Android Wear」ウォッチだった。われわれが評価したのは、スタイリッシュなデザイン、まずまずのバッテリ持続時間、傷のつきにくいサファイアクリスタル製ディスプレイなどだ。Huaweiが第2世代のモデルで異なるアプローチを採用する可能性もあるが、Googleのスマートウォッチ向けOSであるAndroid Wearは、初代のHuawei Watchが発売されて以来大きく進化した。
これまでの報道によると、「Huawei Watch 2」は初代より「一層スポーティーに」なりそうだ。Yu氏が投稿した画像も、この予測を裏付けているように思われる。さらに、2種類のモデルが提供されるといううわさもある。1つはWi-FiとBluetoothを備えたモデルで、もう1つはSIMカードを挿入して携帯電話回線を利用できるモデルだ。また、この第2世代のHuawei Watchには、「Android Wear 2.0」が搭載される可能性が高い。Googleは2月8日にAndroid Wear 2.0をリリースし、LGと提携して開発した同OS搭載の「LG Watch Sport」と「LG Watch Style」も発表した。
Huaweiは、MWCの報道機関招待日である2月26日にイベントを開催する予定で、報道機関に招待状をすでに送付している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス