「Android Wear 2.0」が、米国時間2月10日に提供開始される。実際のリリース日は対応ウォッチを製造するメーカーによって異なるため、完全にリリースされるまでには数週間かかる見込みだ。
Android Wear 2.0には、スマートフォンが近くになくても使用可能なスタンドアロンアプリが含まれる。ウォッチの機能に応じて、直接Wi-FiやLTE信号に接続してアプリを使用することができる。またAndroid Wear 2.0では全般的にインターフェースが刷新された。「Apple Watch」に似た回転式のデジタルクラウンを使う操作やナビゲーションを容易にする狙いだ。
NFC対応のウォッチ上では、「Android Pay」もサポートされる。また、さらに多くの情報が一目でわかるように、盤面は複雑になっている。リリース時点では、Android Payは「iOS」搭載端末とペアリングした場合は機能しない。しかしGoogleは、できる限り早急にこれに対応するように取り組んでいるという。
「Google Assistant」もAndroid Wear 2.0の重要な要素で、ユーザーからの音声コマンドに応じて、質問に答えたり、メッセージを送信したり、タイマーを開始したりする。
今回、GoogleはLGと提携し、2種類のAndroid Wear搭載スマートウォッチを開発した。
「LG Watch Style」と「LG Watch Sport」は2月10日、米国でBest Buyの各店舗とGoogleのオンラインストアで発売される。LTE対応のSportは、AT&TとVerizon Wirelessの店舗でも発売される予定である。
販売価格はWatch Sportが349ドル、Watch Styleが249ドル。
どちらのウォッチも回転式ダイアルによって操作する。Watch Sportには、Android Pay起動用の専用ボタンと、「Google Fit」へのショートカットとして機能するボタンがある。
今後数週間のうちにAndroid Wear 2.0が提供される予定のAndroid Wear対応端末として、Googleは次の一覧を挙げている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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