フィットビット・ジャパンは3月7日、心拍数も計測できる活動量計「Fitbit Alta HR」と新たな自動睡眠機能「Sleep Stages」と「Sleep Insights」を発表した。
Fitbit Alta HRは心拍数を継続記録するフィットビット製品の中で最もスリムなリストバンドだ。独自のチップを開発し、構成部品の小型化と品数を抑えることで「Fitbit Charge 2」より25%スリムなデザインにしたという。
最長7日間持続するバッテリとともにPurePulse心拍計テクノロジ、エクササイズの自動認識、自動睡眠記録、スマート通知を搭載しており、好みのスタイルへ簡単にカスタマイズできるデザインも特徴の一つ。
Alta HRの参考小売価格は2万1384円(税込)で、スペシャルエディションのAlta HRの参考小売価格は2万5704円(税込)、クラシックバンドの参考小売価格は4104円(税込)、ラグジュアリーレザーバンドの参考小売価格は8424円(税込)だ。
通販ショップ、家電量販店ECサイトで4月中旬より先行販売を開始し、その後順次家電量販店やその他店頭で販売するとしている。
Sleep Stagesは心拍数の変化を活用しながら、浅い睡眠、深い睡眠、レム睡眠の時間を推測するとともに、夜間に目覚めた時間を毎晩記録することで睡眠の質をより正確に把握するという。フィットビットの睡眠専門家チームらが2年を費やして開発したもの。
Sleep Insightsは250万年にも相当する延べ30億件以上の睡眠記録に基づき、Fitbitデータから得られた深い洞察を活用して、睡眠の質や健康全般の大幅な改善に役立つ実用的なアドバイスや助言を提供するという。
たとえば、「あなたの睡眠とランニングには密接な相関性があると思われます。 過去10週間の睡眠記録を見ると、ランニングをした日には、しなかった日と比べて20分ほど長い安眠時間が得られています」
「この週末の平均睡眠時間は、平日の5時間40分を大幅に上回る9時間30分でした。このギャップは平日に十分な睡眠が得られていないことを意味している可能性があります」──といった具合に、ユーザーのFitbitデータに基づいてパーソナル化されたアドバイスと洞察を受け取れる。
Sleep StagesとSleep Insightsは2017年の春から全世界で利用できる予定だ。また、Sleep Insightsは睡眠記録機能を備えたすべてのFitbitデバイスに対応し、Fitbitアプリを通じて利用できるようになるとしている。
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