健康状態を管理するのは、歩数と消費カロリーだけではない。良質な睡眠をとることも、健康と全般的な幸福感において重要な役割を担う要素だ。
健康とウェルネスを推進するFitbitは、ユーザーの睡眠習慣に関する深い洞察とそれを改善するためのガイダンスを与える新しい機能を、同社のトラッカーに追加する。
Fitbitは米国時間3月6日、睡眠に関する2つの新しい機能を発表した。
1つ目は「Sleep Stages」で、光学心拍センサを利用して、浅い睡眠、深い睡眠、レム睡眠の時間と、夜間に目覚める頻度を推定する。Sleep Stagesは、「Fitbit Charge 2」、「Blaze」、そして新しい「Alta HR」に提供される予定だ。
2つ目は「Sleep Insights」という機能で、睡眠記録が可能なすべてのFitbit製トラッカーに提供される予定だ。これには、「Fitbit One」、「Flex 2」、「Alta」、Alta HR、Charge 2、Blaze、「Surge」に加えて、初代「Flex」、「Charge」、「Charge HR」などの旧製品が含まれる。
Sleep Insightsは、睡眠の質を向上させるためのパーソナライズされたガイダンスと指導を提供する。例えば、ランニングした日の睡眠時間が20分長いことを検出したり、週末の睡眠時間が長いことを指摘したりする。それは、平日に十分な睡眠がとれていないことを示している可能性がある。
Sleep StagesとSleep Insightsは、数週間のうちに世界中のFitbitユーザーに提供される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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