車は体を動かさずに移動できる最適な手段だ。だが、車に乗り込むのに苦労するほど太ってしまわないよう、車が人々の健康維持をサポートしてくれるシステムをトヨタが考案した。
トヨタの米国子会社Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America(TEMA)が出願し、米国時間11月24日に公開された特許は、車の運転者が健康上の目標を達成できるよう支援するシステムに関するものだ。ユーザーが健康についてあらかじめ決めた目標を車に入力すると、車がその目標を達成するための方法を提案してくれる。たとえば、目的地から少し離れた場所に車を停め、そこから目的地まで歩いて行くことを勧めるといった具合だ。
このシステムでは、車とスマートフォンの両方を使用する。ユーザーがアプリを使って健康に関する目標を設定すると、車のナビゲーションシステムに設定された行き先とその目標が照合される。目標がまだ達成されておらず、ルートを少し変更することでその目標を達成できる場合には、ルート変更が車から提案される。ただし、これはあくまで提案だ。気分がまったく乗らないときは、目標を達成するためにその提案に従う必要はない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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