韓国の裁判所は現地時間2月17日、同国の政治スキャンダルに関連して、サムスングループの事実上のトップである李在鎔氏の逮捕を認めた。Dow JonesとThe Associated Press が報じた。これにともない、特別検察官チームが同氏を逮捕したと主要メディアが報じている。同氏には、職務停止中の朴槿恵大統領の友人に対する贈賄の疑いがある。
韓国のソウル中央地裁は1月、李氏(48歳、サムスン副会長)の逮捕状請求を棄却したが、今回の動きはそれを覆すものだ。李氏には、贈賄だけでなく横領と偽証の疑いもある。
李氏はソウルの拘置所で今回の決定を待っていたとBloombergは報じた。これによると、逮捕状が出たため同氏は今後もそこに留まる。裁判や評決までに長ければ18カ月かかる可能性もあるという。裁判所の広報担当者はBloombergに対し、「容疑者による証拠隠滅や逃亡の可能性があるため、逮捕は適切な判断だ」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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