AlphabetがGoogle Accessの新しいブロードバンド担当幹部としてGregory McCray氏を雇ったという。Bloombergが報じた。「Google Fiber」を手がけるGoogle Accessは2016年10月に最高経営責任者(CEO)が辞任し、人員削減も行った。
McCrayの雇用とともに、AlphabetはGoogle Accessの「数百人」の従業員をAlphabet傘下のより広範なGoogle部門に異動させる予定だ。
経験豊富なブロードバンド担当幹部であるMcCray氏はGoogle Access入社前、2013年から現在までテレコムサービスプロバイダーのAero CommunicationsでCEOを務めてきた実績を持つ。McCray氏は2005年以降、CenturyLinkの取締役も務めている。
McCray氏はBloombergに対し、「Google Fiberは、より高速で高品質なウェブをあらゆるユーザーに提供するのに重要な役割を果たしている。それは私が自分のキャリア全体を通して情熱を持ってきたことだ」とコメントした。
Googleは2016年10月、Google Fiberの従業員の約9%を解雇し、Fiberの8都市への提供を保留した。GoogleはまだFiberをあきらめるつもりはないようだが、AT&Tなどの競合他社は通信速度1Gbpsの光ファイバサービスでGoogleの機先を制しようとしている。
Fiberの広報担当者は米国時間2月15日、「われわれはGoogle Fiberをもっと早く顧客に提供したいと考えているので、配備の効率性を高め、負担を軽減することに注力している」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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