キヤノン、高級コンパクト「PowerShot G9 X MarkII」--206gボディに1型センサ

 キヤノンは2月15日、プレミアムコンパクトカメラ「Gシリーズ」の新製品となる「PowerShot G9 X MarkII」をはじめ、45倍ズームを実現した「PowerShot SX430 IS」、エントリー向けコンパクトデジタルカメラ「IXY 210」「IXY 200」の4機種を発表した。

「PowerShot G9 X MarkII」
「PowerShot G9 X MarkII」。このほか、エントリー向け一眼レフカメラ「EOS 9000D」「EOS Kiss X9i」や、ミラーレス一眼「EOS M6」もあわせて発表された

 PowerShot G9 X MarkIIは、PowerShot G9 Xの後継モデルで、35mm換算で28~84mm(F2.0~4.9)の光学3倍ズームレンズと、約2010万画素の1インチセンサーを搭載した高級コンパクトデジタルカメラ。98.0mm × 57.9mm × 31.3mm(幅×高さ×奥行)、質量206gの薄型・軽量ボディを実現しつつ、ボディ質感向上。斜めのグリップラインや切削加工によるシャープなカットラインを融合したデザインを採用している。

 画像処理プロセッサに「DIGIC 7」を採用し、ノイズリダクション性能を強化。「デュアルセンシングIS」を搭載し、従来のジャイロセンサを使った処理に加え、撮像センサの画像情報からブレ量を算出。独自のアルゴリズムにより、約3.5段分の高精度な光学手ぶれ補正性能を実現している。また、連写性能も向上させており、RAW画像でも秒間8コマでの撮影を可能にしている。

 スマートフォンとの連携も強化。Wi-Fi、NFCに加え、新たにBluetoothに対応。スマートフォンをリモコンとして遠隔操作できるほか、カメラの電源をオフにした状態でもスマートフォンと常時接続でき、カメラの操作なしにスマートフォンからカメラ内の画像を閲覧することができる。充電は、バッテリーチャージャーのほかUSBからの給電にも対応する。

「PowerShot Gシリーズ」は5機種をラインアップ
「PowerShot Gシリーズ」は5機種をラインアップ

 PowerShot SX430 ISは、35mm換算24~1080mmの光学45倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ。3枚のUDレンズと3枚の非球面レンズを採用することで、従来機種よりも更なる望遠を実現している。イメージセンサは2000万画素のCCDセンサ。画像処理プロセッサは「DIGIC 4+」を採用している。また、Wi-FiおよびNFCに対応しており、撮影した画像をスマートフォンに直接転送可能だ。

 エントリー向けコンパクトデジタルカメラ「IXYシリーズ」は2機種をラインアップ。IXY 210は、35mm換算24~240mmの光学10倍ズームレンズを搭載し、IXY 200は、35mm換算28-224mmの光学8倍ズームを搭載。また、IXY 210のみWi-FiとNFCをサポートしている。

「PowerShot SX430 IS」と「IXY 210/200」も発表
「PowerShot SX430 IS」と「IXY 210/200」も発表

 なお、コンパクトデジタルカメラに加え、エントリー向け一眼レフカメラ「EOS 9000D」「EOS Kiss X9i」や、ミラーレス一眼「EOS M6」もあわせて発表されている。

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