ソニーモバイルが企業向けヘルスケアサービス開始--食事写真からメニューを自動判別

 ソニーモバイルコミュニケーションズは2月9日、従業員の生活習慣を改善し業務効率向上をサポートするヘルスケアサービス「Work Performance Plus」を発表した。2017年2月より、健康経営に取り組む企業向けに提供を開始する。


 Work Performance Plusは、ソニーグループ独自の食事画像解析技術の活用や、ヘルスケアサービスとして実績のあるパートナーとの協業により、食生活や生活習慣の改善によって、仕事のパフォーマンスを発揮しやすい体を作ることを目的としたヘルスケアサービス。

 12カ月で生活習慣を身に付けられるプログラムを構成。前半3カ月は、管理栄養士による研修と個別サポートで行動変容を促進し、生活習慣の基礎をしっかりと身に付ける。4カ月目以降は、自動アドバイスを活用して身に付けた習慣を自律的に実行・継続するためのトレーニング期間と定め、生活習慣の定着化を促す。


 スマートフォンで撮影した食事写真を投稿するだけで食事メニューを自動判定する機能を使い、食生活を記録する手間を軽減。判定には、ソニーグループ独自の食事画像解析技術を使用する。また、「SmartBand 2」などのウェアラブルデバイスを活用することで、睡眠時間や活動量などのライフログ情報を自動記録し可視化する。

 そのほか、健康管理サービス「あすけん」の運営会社であるウィットと協業。記録した食事の内容に対して、仕事のパフォーマンスを向上させるアドバイスを提供する。さらに、管理栄養士・栄養士が集うコミュニティ「エイチエ」を運営するエス・エム・エスと協業し、具体的な目標と一人ひとりの課題に適した栄養指導を、管理栄養士がオンラインでマンツーマン指導する。


 導入第一弾として、ビジネスプロセスアウトソーシングサービスのりらいあコミュニケーションズが同サービスを採用予定。同社では、社員の健康増進に取り組むと共に、Work Performance Plusのサービス改善で、ソニーモバイルコミュニケーションズと協力する。

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