「世界の人々をより健康にしたい」--創業者が語るウェアラブル「Fitbit」の過去・未来

坂本純子 (編集部)2017年02月10日 09時00分
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 フィットネストラッカー市場をリードするFitbitは、2007年にサンフランシスコで誕生した。創業から10年を迎える。Fitbitが生まれた背景や日本市場について、最高経営責任者(CEO)、社長および共同創設者のジェームズ・パーク氏と最高技術責任者および共同創設者のエリック・フリードマン氏が語った。

エリック・フリードマン氏(左)とジェームズ・パーク氏(右)
エリック・フリードマン氏(左)とジェームズ・パーク氏(右)

任天堂「Wii」に驚く--受けたインスピレーションとは

 パーク氏は「エリックと私は一緒に17年に渡って仕事をしているが、まだ友達でもある」と笑いを誘った後、Fitbitをどのような経緯で設立したかについて説明した。

 2人は、日本のゲーム機に感銘を受けたという。「以前からビデオゲームをよくやっていたが、2006年12月に任天堂がWiiを発売したときは本当にうれしかった。確か朝6時にベスト・バイ(米国にある家電量販店)へ行って、発売を待っていた。買って家に帰り、プレイしてみて驚いたのは任天堂がゲームをアクティブに、ポジティブにしたことだ。これまでゲームはソファに座ってやるものだったが、親と子どもとゲームでき、みんなで楽しめる画期的なものだった。エリックと自分は、とても素晴らしいと思った」と振り返った。

 Wiiは、コントローラ「Wiiリモコン」を特徴とする。多くのゲームがあるが、簡単な操作でリビングでテニスやゴルフなどが楽しめる「Wiiスポーツ」によってリビングを競技場に変えたのは記憶に新しい。

 そういった体験とともに、センサやワイヤレス技術が発展を遂げていることに気づいた二人は、つねに身に着けられる健康とフィットネスのための製品を開発しようと2007年3月にFitbitを立ち上げたのだという。

 しかし、二人ともソフトウェアの開発するためのバックグランドは持っていたが、ハードウェアの経験は少なく、そのためのエキスパートを迎え入れた。

社長および共同創設者のジェームズ・パーク氏
社長および共同創設者のジェームズ・パーク氏
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