Appleがノート型Mac向けのチップを設計していると報じられている。このチップは、バッテリ持続時間を改善する可能性があるだけでなく、現在さまざまな端末に搭載されているIntel製チップからのさらなる独立も促すものだという。
Bloombergがこの件に詳しい情報筋の話として米国時間2月1日に伝えたところによると、Appleが開発中のノート型Mac向けチップは、現在Intelのチップが処理している「機能の多くを引き受ける」という。「T310」という開発コード名のこのチップは、Appleが2016年の「MacBook Pro」で「Touch Bar」用に開発したARMベースのチップに似ているとされる。
Bloombergによると、このチップもARMベースで2016年に開発が始まったものであり、「コンピュータの低電力モード機能の一部を扱うことになる」という。そうであれば、電力消費を抑え、バッテリ持続時間を伸ばしてくれる可能性がある。
ノート型Macは、「iPhone」「iPad」などのAppleが独自チップを使用している製品にもっと似てくるかもしれない。
Appleは当件についてコメントを控えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」