人工知能(AI)の利用について研究する非営利団体「Partnership on AI」同団体は米国時間1月27日、Appleが加盟したと発表した。
Partnership on AIの加盟企業には、Amazon、Facebook、Microsoft、Google傘下のDeepMindのほか、米国の人気クイズ番組「Jeopardy!」で優勝した「Watson」スーパーコンピュータシステムを開発するIBMなど主要な技術企業が名を連ねる。
「Appleが、創立メンバーとしてPartnership on AIに加わった」と同団体は記した。「Appleは、Partnership on AIが最初に発表される前から、同団体に関与し、協力してきた。同社を加盟企業として正式に迎えることを大変うれしく思う」(Partnership on AI)
Partnership on AIの使命は、「AI領域におけるベストプラクティスの策定、一般ユーザーのAIに対する理解促進、AIとそれが人々と社会に与える影響に関する議論と取り組みのオープンプラットフォームとしての役割を果たすこと」とされている。
Appleは、秘密主義からの脱却を示唆する動きを見せている。12月にはAIに関する同社初の論文を公開し、自社の研究内容について共有し始める準備ができていることを示していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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