Facebookに投稿した写真がいつまでも残り、数年後に友達や家族の姿とともに表示されることにうんざりしてはいないだろうか。だが、写真が自動的に消滅するオプションが近いうちに登場するかもしれない。
Facebookは現在、「Stories」(ストーリーズ)と呼ばれるこの機能をアイルランドで試験導入している。これはSnapchatの「ストーリー」に似た機能で、Facebookのユーザーが投稿した写真や動画が24時間後に消滅するというものだ。消滅したあとは、ユーザーのタイムラインに表示されることはない。
Facebookでは、今後数カ月以内にほかの国々にも試験導入エリアを広げる計画だ。
「人々が創造性や感情を表現する写真や動画を、好きな人と好きなときにすばやく楽しくシェアできるようにしたい」と同社はコメントした。
Facebookは2016年に、写真ベースのソーシャルメディアプラットフォーム「Instagram」に「ストーリー」機能を追加した。これも今回のFacebookの新機能と同様にライバルであるSnapchatのストーリーに倣ったもので、投稿した内容が短い期間で消滅する。Facebookはほかにも、カメラとメッセージの機能を刷新したり、マスクやエフェクトを取り入れたりするなど、Snapchat風の機能をテストしている。
こうなると、次に来るのはSnapchatのカメラ内蔵サングラス「Spectacles」に似た「Facebook Spectacles」かもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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