「Android Instant Apps」が実現に一歩近づいた。Googleは米国時間1月23日、Instant Appsの第1弾を限定テストとしてAndroidユーザーに公開したと発表した。
モバイルデバイスでアプリを利用するには、通常、まずアプリをダウンロードしてインストールする必要がある。Instant Appsの場合は、インストールの過程なしで、ウェブページを読み込むようにアプリをすぐに実行できる。Googleは2016年の「Google I/O」開発者会議でInstant Appsを披露した。Instant Appsは、ダウンロードを要するアプリとウェブサイトとの境界線を曖昧にするものであり、モバイルウェブ体験を大きく変える可能性がある。
Googleの「Android Developers Blog」の23日付けの投稿によると、「BuzzFeed」「Wish」「Periscope」「Viki」がInstant Appsとして同日から提供開始された。フィードバックを収集し、この体験をさらなるアプリとユーザーに拡大していく計画だとGoogleは説明している。
また開発者向けに、GoogleはInstant Appsに備えるための重要な手順を説明している。ソフトウェア開発キット(SDK)の完全版は数カ月以内に提供される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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