Appleがミュージシャンや音楽プロデューサー向けに提供している2つのアプリ、Mac向け「Logic Pro X」とiOS版「GarageBand」で無料アップデートが提供され、新しい機能が追加された。
Logic Pro Xは、プロの音楽家がレコーディングや制作を行うためのmacOS向けアプリだ。一方、「GarageBand」は一般ユーザーが手軽に音楽を制作できるアプリで、macOS版とiOS版がある。
Logic Pro Xはバージョンが10.3となり、新型の「MacBook Pro」に搭載された「Touch Bar」をサポートするなど、新しい機能が搭載された。その他の主な機能は次のとおりだ。
iOS版のGarageBandにもいくつかの新機能が追加された。その多くは、この製品をハイエンド製品のLogic Pro Xに近づけるものとなっている。主な機能は以下のようなものがある。
さらに、どちらのアプリにも新たなクロスプラットフォーム機能が追加された。新しくなった共有オプションにより、Logic Pro Xのプロジェクトを1つのステレオトラックにミックスダウンし、「iCloud」にアップデートしてiOSデバイス上のGarage Bandに取り込める。その後、さらにトラックを追加し(「iPhone」や「iPad」を使ってスタジオ以外で録音した音など)、プロジェクトに統合してから、MacパソコンのLogic Pro Xに戻すことが可能になった。
どちらのソフトウェアアップデートも、1月19日から提供が開始されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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