Tim Cook氏は、Appleはデスクトップを見捨てたという認識を払しょくしようとしているらしい。
同社は10月にノートPC「MacBook Pro」を刷新して発売したが、「Mac」デスクトップの多くは何年もアップデートされていない。そのことから、Mac愛用者の間ではAppleはデスクトップを見捨てたのだという悲観的な見方が広まっている。
そんなことはないと、Cook氏は社内掲示板に従業員宛てのメッセージを投稿した。
「一部の報道関係者からは、われわれがデスクトップを開発するつもりかどうかを疑問視する声が挙がっている」と、Cook氏はTechcrunchが入手した投稿に記した。「われわれのチームにそのような懸念があるのだとしたら、ここではっきりさせておきたい。われわれには素晴らしいデスクトップを開発する計画がある。それについて誰も心配する必要はない」(Cook氏)
「iMac」が最後にアップデートされたのは2015年終盤、「Mac mini」は2014年10月だった。Appleの高性能な円筒型Macデスクトップコンピュータ「Mac Pro」が登場したのは3年前だが、それ以降アップデートされていない。
それにもかかわらず、Cook氏はデスクトップを同社にとって「非常に戦略的」な製品として捉えていると説明した。
「ノートブックと比べてユニークだ。デスクトップには、最大サイズの画面、最大容量のメモリとストレージ、多種多様なI/O、最高速度のパフォーマンスなど、はるかに高い性能を搭載することができるからだ」と同氏は記している。「したがって、デスクトップがユーザーにとって本当に重要で、場合によっては必須であることを示すさまざまな理由が存在する」(Cook氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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