レトロゲームをプレイするなら、「Raspberry Pi 3」を「Nintendo Entertainment System(NES)」用カセットに入れるキット「Pi3Cart」が面白いだろうと、以前取り上げた。
今回は、「Raspberry Pi Zero」を任天堂「スーパーファミコン」用コントローラ風の携帯ゲーム機に変える「Raspi Boy」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Raspi Boyは、Raspberry Pi Zeroをベースに、カラー液晶画面(LCD)搭載ゲーム機を作るキット。キットには、ケース、3.5インチLCD、ボタン付きゲームコントローラボード、基板、バッテリが含まれ、別途用意するRaspberry Pi Zeroと組み合わせて使う。組み立てはパズルのように簡単で、はんだ付けも必要なく、5分で終わるという。
Raspi Boy単体で遊べるほか、HDMIでテレビに接続して大画面でプレイすることも可能。オプションのUSB対応ゲームコントローラを使えば、最大4人で同時にプレイできる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間2017年1月7日まで。記事執筆時点(日本時間12月16日18時)でキャンペーン期間は21日残っているが、すでに目標金額5万ユーロを上回る約5万7000ユーロの資金を集めている。
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