Raspberry Pi財団が大きな新しい節目を迎えた。この4年半で「Raspberry Pi」販売台数1000万台を達成したのだ。
財団の創設者であるEben Upton氏は、「一生かけて販売台数は1万台かもしれないと思っていた。それも、運が味方してくれればの話だ。大人がRaspberry Piを利用するという予測も、商業的に成功するという見通しもなかったし、4年後には英国で1日に何万台も製造して世界中にRaspberry Piを輸出しているなど思いもしなかった」と説明する。
今回の画期的な出来事を祝して、Raspberry Pi財団は、利用し始めるのに必要なすべてのものが含まれたキットを提供している。この「Raspberry Pi Starter Kit」には、8GバイトのSDカード、ケース、2.5アンペアの電源、HDMIケーブル、光学マウス、キーボード、ガイドブック「Adventures in Raspberry Pi」1冊が含まれる。
Raspberry Pi Starter Kitは現在、英国で99ポンド(付加価値税別)で販売されている。今後数週間で他の国でも発売される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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