Appleのウェブサイトには、インフォテインメントシステム「CarPlay」に対応する車種のリストが掲載されている。このリストにはこれまで150のモデルが記載されていたが、その数がこのほど200車種を超えた。
9to5Macの報道によると、Appleは米国時間12月8日にウェブサイトを更新し、CarPlay対応リストに多くのモデルを追加したという。これには、本田技研工業(ホンダ)の「2017 CR-V」や起亜自動車(Kia Motors)の「2017 Niro」など、新たに米国に輸出される車もあれば、スズキの「Lapin」やVolkswagenの「Saveiro」など、おそらく米国では決して販売されないであろう車も含まれる。
このリストは極めて広範囲にわたるが、完全と言うにはほど遠い。Jeepの「2017 Compass」などはCarPlayを搭載することを約束しているが、サイトにはまだ追加されていない。これはおそらく、まだ発売されていないためだろう。
現時点ではまだ、車のインフォテインメント画面でCarPlayを使い始めるにはケーブルが必要だ。Appleは2015年のWorldwide Developers Conference(WWDC)に、ワイヤレスのCarPlayを約束した。この時は、CarPlayで車の機能を部分的に制御する機能も併せて発表されたが、これは、間もなく発売される新型5 Seriesなど、BMWの最新モデルでようやく実現する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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