「Google Assistant」向けの開発プラットフォーム「Actions on Google」を開発者が使用して、「Google Home」用の「Conversation Action」を構築できるようになった。Google Homeは、Amazonの「Echo」に競合するGoogleの音声制御スピーカだ。Conversation Actionが用意されれば、アプリをインストールしたり、機能を有効にしたりする必要はなくなり、Google Homeに対して特定のアクションを指定できるようになる。Googleは複数の開発パートナーと提携している。対話型インタラクション開発ツールのAPI.AIやGupshup、アナリティクスツールのDashBotやVoiceLabsなどだ。
Actions on Googleの製品管理ディレクターを務めるJason Douglas氏はブログ記事の中で、開発者が円滑に作業できる環境をGoogleが構築することの重要性を詳しく説明した。「本当に成功したAssistantとなるためには、ユーザーをその生活の中で複数のアプリやサービスにわたって接続できなければならない」と同氏は記した。「このことから、開発者が多種多様で独特なサービスをGoogle Assistantを通してユーザーに提供できるエコシステムを実現することが非常に重要である」(Douglas氏)
今後、開発者が独自のサービスを「Pixel」スマートフォンや「Google Allo」などのAssistantサービスに統合できるようにする予定だ。さらに、ショッピングや予約にも対応させる計画だ。今後提供予定の機能を利用してアクションを構築することに関心のある開発者は、初期アクセスパ―トナーに登録可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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