Amazonがタッチスクリーンを搭載する「ハイエンドのEcho風スピーカー」を、2017年第1四半期に発売しようと準備している可能性がある。Bloombergが報じた。音声アシスタント「Alexa」を搭載する同スピーカーは、現行の円筒形のデザインに代わって、7インチのタッチスクリーンを搭載するという。タッチスクリーンはやや上に傾かせることができ、カウンター上に置いたり直立させたりした場合に見やすいようになっている。
「Fire」タブレットと同じOSが採用される予定のこの新しい機器により、レシピ、天気予報、スケジュール、ニュースなどのコンテンツがより簡単に確認できるようになると、Bloombergは新製品に詳しい2人の情報筋の話として報じている。
スピーカーは現行のEchoデバイスよりも大きく、音質が良くなるとBloombergは報じている。また、Amazonの既存のスマートホームスピーカーよりも高額になる可能性が高い。現行版は「Echo Dot」の50ドルから、Echoの180ドルまでの価格帯で販売されている。
米CNETはAmazonにコメントを求めたが、回答は得られなかった。
AmazonのEchoは、Alphabetの音声制御デジタルアシスタントスピーカー「Google Home」と競合している。また、まもなくAppleも競合相手になる可能性がある。Appleはデジタルアシスタント「Siri」を採用するスマートホーム機器を開発中とうわさされている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」