Appleはこの1年の間に、より収益性の高い製品に力を注ぐために、同社の3種類のワイヤレスルータを担当するチームを解散したという。Bloombergが報じた。
エンジニアらは、「Apple TV」など他の製品開発グループに異動になったと、Bloombergは匿名情報筋らの話として報じている。
Appleにコメントを求めようとしたが、直ちに連絡を取ることができなかった。
Appleは現在、「AirPort Express」「AirPort Extreme」「AirPort Time Capsule」(Time Capsuleは、「Mac」コンピュータのバックアップストレージハードウェアとしても機能する)という3種類のワイヤレスルータを販売している。このラインアップは2013年から刷新されておらず、新しいネットワーク技術からは後れを取っている。
一方Googleは、ワイヤレスルータに積極的に投資している。10月には「Google Wi-Fi」をリリースした。家庭用ルータのメッシュ構成が可能で、家中をシームレスに接続することを特長としている。
AirPortチームの解散により、Appleはルータ市場を、Googleなどの主要メーカーに明け渡して去ることになりそうだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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