欧州委員会は現地時間11月16日、MicrosoftがLinkedInの買収について、欧州連合(EU)の独禁規制当局に譲歩案を提出したことを明らかにした。
欧州委はこれ以上の詳細を明らかにすることを避け、Microsoftもコメントを控えている。
今回の譲歩案は、EU規制当局が先週、Microsoft幹部らとの会談でこの買収に懸念を表明したことを受けたものだとReutersは報じている。欧州委は12月6日までに、譲歩案を受け入れるかを判断する予定。
Microsoftは6月、同社による買収金額として最高となる262億ドルでLinkedInを買収する計画を発表した。
Microsoftは、米国、カナダ、ブラジルの各当局の承認を得た後、10月にEU規制当局にLinkedIn買収承認を申請した。欧州委は、今回の新たな譲歩案を受け入れて買収を承認するか、それともMicrosoftの買収に関する全面的な調査を開始するかを決定する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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