Appleは10月、「MacBook Pro」を刷新し、ファンクションキーに代わる「Touch Bar」と呼ばれる新しいインターフェースを採用することで、よりクリエイティブなキーボード機能を実装した。しかし、iFixitのレポートによると、その変更には高い代償が伴っているという。
iFixitがTouch Barを搭載する13インチのMacBook Proを分解したところ、簡単に交換できる部品がほとんどなく、これまでにも増して修理が難しいことが分かった。バッテリを取り出したり、MacBookのメモリをアップグレードしたりする必要が生じないことを望む。どちらも所定の位置にはんだ付けまたは接着されているためだ。
奇妙なことに、iFixitは、同製品上のスピーカーグリルがただの飾りである可能性が高いとも報告している。スピーカーは実際にはその奥になく、両端の排気口から音が出力されているとみられるという(編集部注:iFixitはのちに記事をアップデートし、「スピーカーの穴のほとんどは飾りだが、ツイーターを取り出したところ、一部の穴はMacの内部から音を通り抜けさせるための貫通孔であることが分かった」と述べている)。
Touch Barそのものについては、iFixitはこれを、「破損しても、交換の難しい2つめの画面」だと表現している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力