ソニーは、ヘルメットに装着できるワイヤレスヘッドセット「NYSNO-10」を発表した。スノースポーツ専用のコミュニケーションギアとして発売する。想定税別価格は3万円前後になる。
ヘルメットマウントワイヤレスヘッドセット、リストバンド型リモコン、マイク、接着式マウントから構成され、接着式マウントをヘルメットに貼ることで、ヘッドセットとマイクを取り付けることが可能。ヘルメットを直接振動させて音を作り出す音響技術を採用し、周囲の音も音楽もきくことができる。
3種類の振動モードを切り替えるプリセットイコライザを備え、ヘルメットに合わせた音質選択が可能。Bluetooth接続で、寒冷地でも最大約8時間の音楽再生に対応する。
マウントを接着する範囲となる直径46mmに凹凸がなく、本体を装着する範囲(高さ52mm×幅143mm)に突起物がなければ、どのブランドのヘルメットでも使用することが可能。JIS IPX5相当の防水性能と、JIS IP6Xの防塵性能を備え、動作温度マイナス10度、保存温度マイナス20度の耐低温性能も装備している。
リモコンボタンひとつで着信応答ができ、グローブをつけたままでも操作が可能。スマートフォンを介さずに離れた仲間やコーチと滑走中も会話ができる「グループトーク」機能も備え、NYSNO-10同士を3台までグループ登録できる。Bluetooth通信で最長約1km離れた相手との同時会話も可能だ。
発売は2017年1月下旬。スノースポーツ用ヘルメットの輸入販売元であるロータスインターナショナルでの3000台限定販売になり、11月18日からの予約を受け付ける。
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