Microsoftがニューヨークで先週開催した「Windows 10」関連のイベントでは、多数の新しいハードウェアとソフトウェアが発表され、一連の仮想現実(VR)ヘッドセットも紹介された。
Microsoftは、VRに関する同社のビジョンと、それをどのようにしてWindows 10や同社の複合現実(MR)プラットフォーム「HoloLens」などの既存技術と融合させるかについて、進んで詳しく語った。しかし、VRヘッドセットそのものについては、あまり詳しい説明はなかった。
詳細が分からない状態はもうしばらく続きそうだ。ヘッドセットの詳細は、12月に開催される開発者会議「WinHEC」で明かされる予定だという。MicrosoftのテクニカルフェローとしてHoloLensプロジェクトを統括するAlex Kipman氏が、ゲームサイトPolygonにその日程を明らかにした。
Acer、Lenovo、Dell、HP、ASUSの各社がHoloLens対応ヘッドセットを開発する予定で、どの企業もインサイドアウトトラッキングを実装するつもりでいる。インサイドアウトトラッキングとは、机や壁にセンサを取り付けることなく空間内の動きを追跡可能であることを意味する専門用語だ。各社製品の価格は299ドルからとなる予定。
Microsoftにコメントを求めたが直ちに回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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