ソニーとソニーセミコンダクタソリューションズは、関係会社である、ソニーLSIデザイン(SLSI)の元役員と元社員による金銭の不正に支出、着服があったと発表した。元役員と元社員複数名が、取引先との間で実態とは異なる業務の発注などの方法で不正行為を行っていたという。
社内調査によると、不正行為は2012年2月から2016年9月の約4年半の間に繰り返し行われ、SLSIにおよそ9億円の損害があったとのこと。今回の不正行為に関与していた元役員、元社員計5名は、10月28日までに解任、懲戒解雇されている。
ソニーでは、SLSIの人事、組織改革を直ちに実施し、内部管理体制の一層の強化、社内規程や内部通報制度の周知およびコンプライアンス教育をさらに徹底し、再発防止に努めるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果