世界の先端技術が一堂に会する、経済産業省とデジタルコンテンツ協会が主催の「デジタルコンテンツEXPO2016」が、10月27日から日本科学未来館で開催されている。
このイベントではコンテンツの制作や表現を支援する技術を展示。3D映像やVR(バーチャルリアリティ)、AI(人工知能)などの技術分野に加え、新世代のメディア技術「8Kスーパーハイビジョン」や人間の五感に働きかける技術などが出展され、それらを実際に体験できる。ほかにも、クリエーターや研究者よるシンポジウムやセミナーも実施される。
今回特に注目を集めていたのが、NHKメディアテクノロジーによる「8K:VRシアター」。ヘッドマウントディスプレイ(HMD)ではなく、3Dメガネを着用することにより8Kの高精細な3D映像と22.2chサラウンドによる立体音響により、VR的な空間が体感できるというもの。映像にはサカナクションのライブ映像が上映されている。ほかにもHMD型VRシステムを活用した展示や、スポーツイベントで活躍が期待できるコンテンツ技術の展示、日本マイクロソフトの女子高生AI「りんな」なども出展している。
期間は10月27日から30日までで、時間は各日10時から17時まで。入場は無料で一部プログラムでは受講料が必要となっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来