仮想現実(VR)と拡張現実(AR)の業界はようやく立ち上がったばかりで、主役になろうとしている多くの新興企業のなかに、Eyefluenceも含まれる。同社は米国時間10月24日、その目標に一歩近づく動きとして、Googleに買収されたことを発表した。
Eyefluenceは、人がVRおよびARヘッドセットとやり取りする方法を変えることを望んでいる。同社は、視線をスキャンし追跡する技術を利用して、ヘッドセットの装着者が目を制御手段として使えるようにする。つまり、従来のコントロールパッドや類似のデバイスを、ユーザーの目に置き換える技術だ。この種の技術が実用化されれば、たとえばAmazon.comの通販サイトで、目を素早く動かすだけで買い物ができるようになるかもしれない。
Eyefluenceは、ブログに投稿した記事で次のように述べている。「われわれは力を合わせ、視線で操作する技術を引き続き発展させることにより、人間の可能性と共感をさらに大規模に広げていく」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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