Googleのスマートスピーカ「Google Home」が米国時間10月4日、予約注文を開始した。価格は129ドル。11月4日に出荷を開始する。Google Homeはインターネットに接続されたスピーカで、仮想アシスタントが組み込まれている。ユーザーが指示すると、インターネット検索やオンライン購入ができるほか、Nestのコネクテッドサーモスタットなどの他のスマートホーム機器との連携も可能だ。
Googleは、2016年5月に開催された開発者向け年次イベント「Google I/O」で、Google Homeと内蔵される仮想アシスタントを発表したが、これまで主な詳細は明らかにしていなかった。
Google Homeは、Amazon.comの「Echo」に真っ向から対抗する製品となる。Amazonは着実に、「Amazon Echo」スピーカとともにAlexaを家庭に浸透させつつある。9月には、50ドルというさらに低価格の「Amazon Echo Dot」を発表している。両社はデジタルアシスタントにリソースを注いでいる最前線の企業であるが、Appleの「Siri」やMicrosoftの「Cortana」といったデジタルアシスタントも存在する。
こうした企業は、デジタルアシスタントや人工知能(AI)の拡大を、ゆくゆくは顧客やユーザーとより強固な関係を築く機会としてとらえている。Googleの場合、「Google Assistant」とのやり取りが増すことで、関連性の高い広告や製品のおすすめ情報を提供する機能の精度が向上するだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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