Googleは米国時間10月4日に開催した大々的なイベントで、新しい仮想現実(VR)ヘッドセット「Daydream View」を発表した。コントローラを搭載するこのゴーグルは、布で覆われており、高級感のある外観となっている。GoogleのVR関連の取り組みを統括するClay Bavor氏は、同社が衣料メーカーの協力を仰いで、この製品に適したデザインを考案したことを明らかにした。
Daydream Viewはゴーグル上で動作し、配線はない。こちらも4日に発表されたGoogleの「Pixel」スマートフォンか、他の端末パートナーが提供するその他の「Daydream」対応機器を挿入することによって、このゴーグルを起動することができる。
Daydream Viewとそのコントローラは11月に79ドルで発売される予定だ。同システムは、Googleが5月の開発者会議で発表したハードウェアとソフトウェアのプラットフォームであるDaydreamを活用する。
Daydream Viewは「とても簡単に使える」とBavor氏は語った。クリック可能なタッチパッドが上部にあり、「内部には、ユーザーの動きに反応する多数のセンサが搭載されている」という。サムスンの「Gear VR」と同様に、Daydream Viewにはコードがまったくない。不使用時には、ヘッドセットのスマートフォンを挿入する部分に付属コントローラを収納できる。
11月に発売されるDaydream Viewは、グレーがかった「スレート」という色だ。2016年中に、「スノー」(クリーム色)と「クリムゾン」(赤色)も発売される予定。
ソフトウェアについては、「Google Play Movies」「Google Photos」「Street View」「YouTube」などGoogleのサービスが同製品で利用可能だ。Netflix、HBO、Huluにも対応する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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