Googleは、メディアストリーミングデバイス「Chromecast」の新バージョン「Chromecast Ultra」を発表した。価格は69ドルで、4K解像度とHDR(High Dynamic Range)映像技術に対応する動画をストリーミングできる。
Chromecast Ultraはイーサネットポートを搭載し、Wi-Fiを経由せずに直接インターネットに接続することもできる。Googleによると、既存のモデルに比べて1.8倍高速化し、高解像度の大容量データを伝送できるようWi-Fi性能も向上しているという。
Googleは米国時間10月4日、サンフランシスコで開催した大掛かりなイベントでChromecastの最新版を披露した。Netflixなどのメディアコンテンツをストリーミングする同デバイスは、テレビ背面のHDMIポートに差し込むと、正面からは目立たなくなる。
2016年11月に米国で69ドルで発売され、ほかに15カ国でも小売業者から購入できるようになる。GoogleはGoogle Storeに順番待ちリストを設け、Chromecast Ultraが入手可能になり次第、通知を送る予定だ。
Googleはまた、11月には「Google Play Movies」で4Kコンテンツの配信も開始すると述べた。Chromecast Ultraが対応する4K動画の配信元としては、そのほかに、NetflixとVudu、そしてGoogle傘下の巨大動画サイトであるYouTubeも挙がっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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