Appleが米国時間10月3日、「macOS Sierra」を自動ダウンロードとして配信開始した。
macOS Sierraはバックグラウンドでダウンロードされ、都合のいいときにアップデートをインストールするようユーザーに促すと、AppleはニュースサイトのThe Loopに伝えた。
Appleはこれから1週間をかけて、macOS Sierraの自動ダウンロードを無作為にユーザーに提供していく予定だ。アップデートは、それが理にかなっている場合にのみダウンロードされる。つまり、Sierraをサポートし、十分なストレージスペースがある「Mac」だけが対象になる。
ユーザーは「App Store」に関する設定で自動アップデートを無効にすることができる。自動アップデートを手動で削除することも可能だ。
macOS Sierraの目玉機能には、Mac向け「Siri」、デスクトップで「Apple Pay」を利用できる機能、「iOS 10」体験と整合性のあるアップデートされた「Photos」、「iCloud」の改善、「iOS」とSierraの間でテキストや画像をコピー&ペーストできる新しい「Universal Clipboard」などがある。
Microsoftは2015年中頃、同様の自動アップデートで「Windows 10」のサポート対象PCへの配信を開始した。
Appleは3日、バグ修正やパフォーマンスの改善を含む、開発者向け「macOS Sierra 10.12.1 beta 3」もリリースした。開発者はこのプレビュー版を「Apple Developer Center」からダウンロードできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」