Appleが、次期「iPhone」への有機EL(OLED)ディスプレイ供給をめぐり、鴻海精密工業傘下のシャープと交渉中だとBloombergが報じている。Appleはサプライチェーンの信頼性を確保するため、複数の供給業者との提携を目指しているという。
今回の提携は、シャープのディスプレイ生産能力によって決まると報じられているが、交渉でほかにどのような詳細が話し合われているかは不明だ。
シャープは9月30日、有機ELディスプレイ生産設備に574億円を投資し、2018年6月までの稼働開始を目指すと発表している。Appleなどの製品を手がける電子機器受託製造大手の鴻海は8月にシャープを買収した。
Appleは、2017年版のiPhoneに有機ELディスプレイを採用し、現行製品よりも色が鮮明でフレキシブルなディスプレイを搭載するとうわさされている。
Appleは現在、「Apple Watch」シリーズに有機ELディスプレイを使用している。また、競合のサムスンは、「Galaxy」ラインアップにこのディスプレイ技術を搭載している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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