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「iPhone 7」レビュー(後編)--シャワーOKの耐水性能とカメラの向上を実感 - (page 4)

Scott Stein (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2016年09月17日 07時00分
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ストレージの増強

 ついにすべてのiPhoneモデルのストレージがアップグレードされた。それにより、米国では649ドルで32Gモデルが手に入るようになった。128Gバイトモデルは749ドル、256Gバイトモデルは849ドルだ。ストレージを拡張できないスマートフォンの場合、32Gバイトは筆者がお勧めする最低限のストレージ容量である。64Gバイトモデルが廃止されたのは、悲しいことだ。

 映画製作者で、iPhoneで生計を立てているというのでない限り、256Gバイトは、途方もない容量のように思える。しかし、4Kで撮影する場合、大容量のストレージが必要であり、1日分のビデオ映像を記録するのなら、256Gバイトは決して非現実的な容量ではない。

「コネクテッド」な世界へのハブ

 スマートフォンはハブである。万能な端末であり、なくてはならないものだ。完全に交換可能、修理可能で機能的なスマートフォンを求める人もいる。バッテリ持続時間の長さを求める人もいる。最高のカメラや巨大なディスプレイを求める人もいる。奇妙な機能を求める人もいる。簡単に使えるものを求める人もいる。正解などない。スマートフォンは複雑になったが、それはいい意味で、の話だ。現在のほとんどのスマートフォンは、それ以前に存在したどんなものよりも優れた機能を提供する。

 米CNETの記者たちが気に入っているスマートフォンは、どれも素晴らしい実用性と見事なデザインを兼ね備える。そして今回、期待のiPhone 7が登場したわけだが、言ってしまえば少々つまらなく感じられた。

 しかし、iPhoneはそういうものなのである。つまり、高度にデザインされ、ハードウェアとソフトウェアが融合した、完成されたスマートフォンだ。今回のバージョンは、これまでのバージョンより優れている。

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提供:CNET

 スマートフォンは既に、われわれが身の回りのさまざまなものとつながる手段になっている。筆者は多くのワイヤレスやウェアラブルの周辺機器を利用している。Appleはそれらの分野の同社独自の製品に、かつてないほど熱心に取り組んでいる。具体的には、「AirPods」や「Apple Watch」のことだ。おそらく今後さらに多くの製品が登場するだろう。もしかすると、仮想現実や拡張現実かもしれない。コネクテッドスマートホームのガジェットでいっぱいの世界になるかもしれない。

 iPhoneはその中心にある。そして、iPhone 7は全体的に機能が向上している。しかし、外観や感触がこれまでと異なる端末が欲しい人は、2017年まで待つか、ほかの選択肢を検討した方がいい。現在でも素晴らしいiPhone 6sも含めて、ほかのほぼすべてのスマートフォンは、あの慣れ親しんだヘッドホンジャックをまだ備えているのだから。

 ただし、こうした状況はスマートフォン分野全体ですぐに変わるかもしれない。そして、それに伴ってiPhoneも劇的に変わる可能性がある。

 iPhoneは今、より閉鎖的で改善されたワイヤレスシステムに向けて基盤作りをしているように感じられる。その準備が整うまでは、iPhone 7は、少しつまらない端末に感じられるかもしれない。

 それがしっかりした端末であれば、筆者はかまわない。今回のアップグレードは、絶対に入手すべきというものではない。しかし、iPhone 7のいろいろな改善点は、2017年の新型iPhoneでの変化に向けた密かな準備である可能性が高い。

 写真の画質にこだわる人で、Appleがあのデュアルカメラに関して準備している機能を今後利用したいと考えているのであれば、iPhone 7 Plusを手に入れることを真剣に検討すべきだろう。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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