「Windows 10」搭載「Surface Pro 3」でバッテリ容量が減少すると複数のユーザーが報告していた問題で、Microsoftがこれを修正するファームウェアのアップデートをリリースした。
7月下旬、Microsoftは「一部」のSurface Pro 3ユーザーが報告したバッテリ容量の問題を認識していることを認めた。これはバッテリセルの問題ではなく、Microsoftはソフトウェアによって修正する予定だと、同社関係者はそのときに述べていた。
米国時間8月29日、Microsoftはその問題を修正するファームウェアアップデートを公開した。
このSurface Pro 3の問題は、主にSimplo製バッテリを搭載する端末で発生しているようだ。Microsoftは原因として、「バッテリのフル充電容量がOSと端末のファームウェアに誤って報告されるエラー状態」を挙げた。
Surface Pro 3のFAQでは、「このエラー状態が発生すると、システムはバッテリを実際のフル容量まで充電できなくなり、Surfaceはバッテリ電源で動作できなくなる」と説明されている。
今回の修正を適用すると、「充電と放電のサイクルを何度か行っているうちに、報告されるフル充電容量が正常な数値に修正される」という。この問題の影響を受けていないSurface Pro 3で、このバッテリ問題が発生することはないと、FAQには書かれている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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