Googleがビデオ通話アプリ「Duo」のAndroid版とiOS版を公開した。
Googleによると登録に必要なのは電話番号だけ。数日で全世界に展開するという。
Duoは5月の「Google I/O」で、インスタントメッセージアプリ「Allo」と一緒に先行発表されていた。Alloはサーバサイドの機械学習アシススタントを採用しており、アシスタントを機能させるために通信の復号が必要になる。Duoはより安全だとGoogleは主張する。
Googleは、「Duoはプライバシーとセキュリティを重視して開発しており、Duoの通話はすべてエンドツーエンドで暗号化される」とブログで説明している。
Duoは「WebRTC」を基に構築され、ビデオ伝送の高速化には「QUIC」というプロトコルが使われており、Googleによると、ビデオ通話が途切れることなくWi-Fiとモバイルデータ通信を切り替えることができる。
Googleはこのところ、一部の製品や機能に見切りをつけている。Google+の「ハングアウトオンエア」機能は、「YouTubeライブ」に組み込まれた。
また、「Google Play」ストアのレビュー投稿にはGoogle+のアカウントが必須だったが、これも先日、取りやめている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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