Appleが2016年に入り、Dan Dodge氏を雇用していたとBloombergが報じている。Dodge氏は、BlackBerryの車載ソフトウェア部門QNXの最高経営責任者(CEO)を務めていた人物だ。同氏はBob Mansfield氏が率いるチームに参加しているという。Mansfield氏はAppleのハードウェア担当幹部だったが、自動車関連のプロジェクトとされる「Project Titan」の責任者に就任したと7月に報じられていた。
Bloombergの情報筋らによると、同氏の採用は、Project Titanの戦略転換を示しているという。Appleは、ハードウェア(自動車)から自律走行用ソフトウェアの開発へと軸足を移そうとしていると情報筋らは述べている。つまりAppleは独自の自動車のほかに、車内で使用される製品を開発する可能性がある。
Appleが、Uberと競合する中国企業Didi Chuxingに出資していることから、米CNETの自動車関連情報Roadshowの総合監修者Tim Stevensは、Appleが自律走行の相乗りサービスを展開しようとしている可能性があると考えている。Appleはこれについて沈黙を続けており、実際に何が進行しているのかが明らかになるまでに多数の憶測が飛び交いそうだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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