Appleの巨大な宇宙船型の新社屋Campus 2をドローンで撮影した最新映像が公開された。映像からは、同社屋の建設プロジェクトが完成に近づいている様子が見て取れる。
リング状の本館は形を成してきているのが分かる。同様に、別棟の研究およびデザイン施設、10万平方フィート(約9300平方メートル)の巨大な従業員向けフィットネスセンター、屋根にローラーパネルを設置した1万1000台収容の巨大駐車場ビルなど、同キャンパス内の別の建物群も完成に近づいている。これらすべてのソーラーパネルと一部の燃料電池によって、同キャンパス自体が実質的に20メガワットの発電所となる。これは、3000世帯以上の家庭に電力を十分供給できる規模であり、Appleは、発電した電力の一部を売電する計画を明らかにしている。
現時点でさらに目を引く光景の1つは、工事による残土でできた巨大な山だ。ドローンを操縦したMatthew Roberts氏が投稿した映像によると、この残土は造園工事用に再利用される予定だという。Roberts氏はここ数年間、定期的に新キャンパスの空撮を続けてきた。
新キャンパスの完成までには依然として多くの作業が残っているものの、基幹施設も大方の工事が進んでいるように見え、トンネルや新しいイベント会場などが形を成している。Appleによると、2017年内の新本社への移転を目指しているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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