Vimeoの最高経営責任者(CEO)Kerry Trainor氏が同オンライン・ビデオ・アップロード・サイトを去ることが明らかになった。Vimeoは、GoogleのYouTubeと競合するサイトではあるが、より小規模だ。
Trainor氏は米国時間6月7日、Vimeoからは「退く」が、相談役として同社にとどまることを明らかにした。Vimeoの親会社であるIACのCEOを務めるJoey Levinが暫定CEOに就任する。
Vimeoは、知的なYouTubeと見られることが多い。Googleのビデオサイト同様にVimeoは、ビデオのアップロードが可能だ。しかし、サービス開始当初から高画質へのこだわりをみせ、商用目的のビデオを禁止したことから、猫の映像よりも映画祭の素材などが集まりやすい。
Trainor氏はCEOを4年間務め、Vimeoはこの間、大幅に成長したが、YouTubeとの大きな差を埋めることはできなかった。Google傘下のYouTubeの月間ユーザーは10億人であるのに対し、Vimeoは2億8000万人である。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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