Yahooが資産の売却をさらに加速している。The Wall Street Journal(WSJ)は情報筋らの話として、同社が約3000件の特許を10億ドル以上で売却したいと考えていると報じた。
Yahooはこの数週間の間に、これらの特許の買い取りに関心がありそうな買い手候補に書簡を送付している。特許の中には20年前の創設時のものや、同社の初期の検索技術も含まれているとWSJは報じている。同紙によると、予備入札は来週の予定だという。
Yahooの広報担当者は報道を認める声明を出し、「Yahooは、インターネット検察、広告、クラウド技術を含む、広範囲にわたる技術を網羅する3000件を超える取得済みおよび出願中特許のポートフォリオの売却を検討している」と述べた。
2012年に最高経営責任者(CEO)に就任したMarissa Mayer氏はこれまで、かつて強大なインターネットメディアおよび検索サイトだった同社の事業の立て直しを図ってきた。しかし2016年2月、1700人の従業員削減など同社の命運を左右する計画を発表した。またMayer氏とYahooの取締役は、事業売却先を検討していることも明らかにしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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